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吉野マッスルセラピストスクール代表
吉野公人(よしのひろと)
MT-MPS研究会名誉会長である小林紘二先生に5年間師事。
2008年 筋肉治療家を育成する!MT-MPSテクニックセミナー開講
2015年 治療法(名称)に振り回されずに《手技》を追求するためMT-MPS研究会を脱退。吉野マッスルセラピストスクールに改名。
手技療法研究会およびMT-MPS研究会にてスーパーバイザー(講師)として15年以上指導を行った経験と、13年以上依頼されている関西医療学園専門学校での実技と講義は定評がある。
マッスルセラピストスクールについて
マッスルセラピー(筋肉治療)とは
治療法の名称ではありません
マッスルセラピーとは、《筋肉にアプローチする手技療法》のことであり、決して特定の治療法の名称ではありません。
鍼・マッサージ・あん摩・指圧・ストレッチ・モビライゼーション・PNF、どんなアプローチ方法であったとしても、それが筋肉を変化させる手技療法であれば、どれもマッスルセラピー(筋肉治療)であると私は考えています。
私の行うマッスルセラピー(筋肉治療)のメインはマッサージですが、症状によってはストレッチやモビライゼーションも重要視しています。
マッサージをしたって治らない
整体院のブログやホームページでよく見かけるのが、
マッサージをしたって治らないですよ、というキャッチコピー。
これは「私はマッサージはしない」ということを正当化させたり、それを売りにして患者さんにアピールしていると想像できるのですが、治せる本物のマッサージを知らない、もしくはマッサージができない人の勝手な意見でもあるように思います。
確かに、マッサージをしたって良くならないこともあります。
マッサージをする必要のない症状もあります。
しかし、マッサージしたほうが早く治ることも多いのが事実です。
そもそも、揉んだほうが良い、揉まないほうが良いとか、どっちの治療法が良いというように優劣をつける必要はありません。この治療法が正しい、あの治療法は間違っているという議論に何の意味があるのでしょう。
マッスルセラピスト(筋肉治療家)にとって
本当に必要なものはテクニックではなく手技力です
マッサージは患者の「あ〜、それそれ!」という納得反応が大きな指標となるため、上手下手がすぐにばれてしまいます。技術力の差が隠せないのです。
「なんで押してほしいポイントがわからないの?」
「その辺だけどちょっとズレているんだよな」
自分がマッサージを受けていると、押してほしいポイントや刺激の強弱やテンポ、心地いいリズムがわかるのに、マッサージをする立場になるとなぜかわからなくなります。
私は15年以上、師匠の開催する勉強会やセミナーで実技指導をさせていただきました。また母校の関西医療学園専門学校の柔道整復学科にて講義と実技の講師をさせていただき、自身でもセミナーを開催するようにもなりました。
私はその勉強会やセミナーで何百人というセラピストに出会いましたが、ほとんどの人がテクニックを手に入れようとします。
「この症状には、このテクニックを使う」
「この症状には○○筋にアプローチする」
「この筋肉にアプローチするには、こういう肢位にする」
治療テクニックを手に入れることは実は簡単なことです。
勉強会に毎月参加し2、3年ほどやり続ければ誰にでもできるようになります。私の治療院のスタッフは1年未満でですべてのテクニックを身につけます。
しかし、治療テクニックを手に入れてもマッスルセラピーの本質を知らないために多くの壁にぶち当たるセラピストが実に多いことに気づきました。
「どれだけ揉めばいいかわからないんです」
「くすぐったがって触らせてもらえないんです」
「手を置いただけで痛がるんです」
「やりすぎてリバウンドが出るんです」
「他に良いアプローチ方法はありませんか?」
手技療法では《手の感覚》が重要視されます。そして技術の習得スピードの違いを「センス」で片づけてしまう風習があります。
センスとはなんでしょうか?
センスのないセラピストは、いつまでたっても一流の腕前になることはできないのでしょうか?そんなことはありません。《手の感覚》は誰にでも身につけることができます。
私は長年、勉強会やセミナー、そしてスタッフへの技術指導の経験から基本ができていなければ進歩はありえないとの結論に至りました。
マッスルセラピー(筋肉治療)に限ったことではなく、すべての手技療法で最も重要で、かつ必要不可欠なものは《手技力》というスキルです。
マッスルセラピー(筋肉治療)で
絶対に乗り越えなければならない壁とは?
マッスルセラピー(筋肉治療)で乗り越えなければならない壁・・・
それはリバウンド(揉み返し)です。
筋肉マッサージは痛み刺激をからだに与えることによって疼痛抑制と組織の修復を促進させるわけですからリバウンドがつきものです。
リバウンドの原因となる刺激をなくし、治療効果の期待できる刺激を多く与えることが秘訣です。
まずは、リバウンドが起こる原因を知らなければいけません。そしてリバウンドを防ぐために必要なものはテクニックではなく《手技力》です。
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